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| 福島原発事故15年視察(4月26日) | |||||||||||||||||||||||||||
| いわき市~浪江町 | |||||||||||||||||||||||||||
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参照 2001年平和行進・福島県 2007年平和行進・福島県 チェルノブイリ2016-04-26 視察はJRいわき駅前から専用バスで出発し、途中下車しながら、①楢葉町の「Jヴィレッジ」、②楢葉町宝鏡寺境内の「ヒロシマ、ナガサキ、ビキニ、フクシマ伝言館」、③富岡町の「県立富岡高校」、④双葉町の「東日本震災・原子力災害伝承館」、⑤浪江町の「請戸小学校遺構」等を見学しました。 その間、車窓から原発事故施設を遠目に見たり、放射線量値を車内測定や国道のモニタリングポスト(空間放射線量計)で見ました。 最初に測定した「いわき駅改札口」は0.06μSv/h(マイクロシーベルト、以下同単位)でした。順次、Jヴィレッジ0.09、「富岡高校前0.18、宝鏡寺境内0.15、請戸小学校遺構0.15でした。車内の最高は、第一原発4㎞付近通過(国道6号)の0.72でした。国道6号のモニタリングポスト(空間放射線量計)は、大熊町で1.1、浪江町からの帰路が1.7~0.8ありました。自然界の放射線量値は、日本の平均は約0.04〜0.05といわれ、政府の除染対象放射線量は0.23です。現在、半径30㎞内の竹の子は食料禁止だそうです。 事故の原発本体は、2、3号機の原子炉格納容器の真上にある蓋(シールプラグ)に合計7京(1兆の1万倍)ベクレル(放射線を放出する能力で1秒間当たりの単位)のセシウム137の付着や、1号機の原子炉を支える鉄筋がむき出しになっており、6強の地震で倒壊の恐れも指摘されています。そして、燃料デブリ880トンの取り出しの目処もついていません。 「日本原子力学会」は、2051年までの廃炉完了は「現実的に困難」で、敷地が利用できるまで200年から300年かかると発表したほどです(2020年7月)。全体の避難者が、半永久的に戻れないことが良く分かりました。 訪問した6町の事故前の総人口は69,541人(2011年3月11日)でしたが、現在は22%の15,457人(26年2月1日)に過ぎません。とくに双葉町は、事故前の7,140人に対し2.7%の193人で、復旧の問題にもなりません。 復興の現状は、「創造的復興」名の下に公的大型施設(箱物)や工場、ショッピングセンター等の建設と合わせ、作業員用アパート等が目立ち、本来の農業や漁業の復興より、惨事便乗型の産業復興の様相でした。東電の法的責任は曖昧にされ、国は180度舵を切り、原発推進に躍起です。 原発産業は、長期間に渡る大資企業(家)の莫大な利益となる経済的・政治的な仕組みが作られ、原発が無公害・安価で、「原発マネー」が立地地域を豊かになると言う騙しの「神話」が、よく分かりました。原発の誘致・建造は、住民が望む、安心・安心で平穏・豊かな生活とは、全く無縁なのです。 |
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